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ブレーキホース交換

不具合内容

1968年製のカローラ。

我が家にやってきた時の走行距離は約75000㎞。

ワンオーナーで大事にされてきた車ですが、細かい整備記録まではありませんでした。

ずっと前から気になっていた不具合の一つがブレーキホースのひび割れ。

交換部品は入手していましたが、次に新しい部品が手に入るかどうか分かりません。

それで、出来るだけ古い部品を使い続けてきましたが、重要保安部品なので、さすがにそろそろ替え時かと…。

ついに、2025年5月(カローラを入手してから12年目)の連休でフロントブレーキホースを交換しました。


KE10カローラのフロントブレーキホースの品番は

左右共通で、1966年当時は90947-02067です。

その後、設計変更などで品番がかわり、90947-02150とか、90947-02147になっているようです。
(参考までに KE20の品番は90947-02122です)

残念ながら同一品番は手に入らなかったので、手持ちの部品でフィッティングを検討して取り付けたのがこちらの写真。

使ったホースは、KE10カローラのディスクブレーキ用ホースの「一部分」です。


ディスクブレーキ用ホースの箱に図面が描かれていました。

この図面の350㎜の部分が、ピッタリフィットです。

よくよく調べてみると、ディスクブレーキ用ホースは、ドラム用ホースに90947―02291という短いホースを組み合わせた物なので、フィットするのは当然ですね。

オークションなどでたまに見かけるのは、「長さ400㎜、KE10用」という記載。

外したホースは350㎜・・・。


400㎜のホースを取り付けると、ハンドルを切ったときに赤丸の写真の部分がボディに干渉します。

ブレーキホースがボディパネルに干渉するのはちょっと気持ちが悪いです。

これからホースを入手しようとしている人は、全長350㎜のホースを探してください。

400㎜のホースを使う場合は、干渉対策をきちんとした方がよさそうです。